ゆとり教育以前のこと
ゆとり教育もこのように日常的になるには時間がかかったのですね。
「知識重視」対「経験重視」
そもそも日本の学校教育は、知識重視型と経験重視型の教育方針の間でたびたび揺れ動いてきたという歴史を持っている。
戦前の日本の教育は、諸学問の成果を系統的に教授する形態が取られていた。これが第二次世界大戦後の民主化改革にあたり、知識を持つ教員から知識のない児童・生徒に対する一方的かつ権威主義的な教育であるとして、軍国主義の原因になったものとの批判を浴びた。そのことから、終戦後の教育には、子供達の日常生活という直接体験から学ぶ経験主義的な教育方針が採用されたのであった。しかし、この経験学習に対しては、戦前に比べて学力が低下しているとの批判が次第になされるようになったため、日本の教育は再び系統的な知識も重視するものへ方針を戻すこととなった。ゆとり教育以前のいわゆる「詰め込み教育」も、実のところ、こうした教育方針転換の結果であった。
1970?80年代の団塊ジュニア世代の詰め込み教育、管理教育、受験戦争によって発生した[要出典]、校内暴力、いじめ、登校拒否、落ちこぼれ、受験戦争など、学校教育や青少年に関わる数々の社会問題を背景に、1996年7月19日の第15期中央教育審議会の第1次答申が発表された。答申は、子供達の生活の現状として、ゆとりの無さ、社会性の不足と倫理観の問題、自立の遅れ、健康・体力の問題と同時に、国際性や社会参加・社会貢献の意識が高い積極面を指摘する。その上で答申は、これからの社会に求められる教育の在り方の基本的な方向として、全人的な「生きる力」の育成が必要であると結論付けた[1]。この提言を受けて、週5日制など「ゆとりの教育」が始まったとされている。具体的に週5日制に移行したのは、2002年4月である。
なお、学習指導要領が法的な性質をもつようになったのは1958年(昭和33年)以降であり、それまでは法的な性質を有していない「試案」とされていた。
引用『ウィキペディア(Wikipedia)』
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